ダム浪漫 TOP 最初に 用語説明 ダムの紹介 掲示板 ブログ リンク集 サイトマップ
Since 2005/10/10   ダム浪漫 Presented by ふむふむ

《 五十里ダム 》 いかりだむ


ダムランク ダムの
規模
ダム湖の
規模
迫力 景観
美観
充実度
総 評 建設当時日本一を誇った堤高も、今日では驚くほどのものではなくなってしまいました。それでも堤頂部から下界を見下ろしたときの迫力は、やはりA級品です。
アールの付いた下流側堤体など、美しさも持っているのですが、壁面の汚れ具合に新たに施された造作が目立ち、若干の違和感も・・・
資料館はパネル展示が中心で、やや物足りなさを感じました。

五十里ダム
五十里ダムの全景写真です。「五十里」とは日本橋からの距離だそうです。このダムの堤高は112mあり、日本で始めて100mを超えるダムとして建設されたそうです。(当然ながら、当時日本一ですね)
このダムのすぐ隣には川治ダムがありますが、有効な貯水が出来るように2つのダムは導水管で繋がれています。(流入量の多い五十里ダムから川治ダムへの送水がメインです)

五十里ダム
下流側から見た堤体は、頂部付近で緩やかなアールを描いており、美しい曲線状の壁面を見せてくれます。(コンクリートそのものが美しく見えるともっと良いのですが・・・)
キャットウォークの鉄骨が白く綺麗に見えますが、付け替えたのでしょうか?それとも塗装し直したのか・・・

五十里ダム
五十里ダム
下流側から見たクレストゲート部のアップ写真です。
ローラーゲートが3門見えています。
ダム湖の右岸側から見たところです。クレストゲート手前に見える設備は・・・増設されたゲートなのでしょうか?現地で確認してくるのを忘れてしまいました・・・ とほほ・・・
下流側からみた壁面にはクレストゲート脇には何も見えないので、新たに増設された常用洪水吐用の取水設備・・・?

五十里ダム
五十里ダム
右岸側から見た堤頂部です。歩行見学者のみ通行可能なのですが、資料館の開館時間帯しか開放されていません。 クレストのローラーゲートを、広角にて撮影してみました。

五十里ダム
五十里ダム
堤頂部は、中央のゲートを過ぎた所で見学者は行き止まりでした。この付近から左岸側に至るまで、微妙にカーブを描いていました。 堤頂部中央付近から減勢工を見下ろした所です。減勢工は改良工事中でした。減勢工の右側に見えている2つの施設は、新たに設けられた常用洪水吐からの放流施設です。

五十里ダム
五十里ダム
こちらは、クレスト部の諸施設です。 堤頂部から右岸側を見ると、インクラインが設けられています。

五十里ダム
五十里ダム
右岸側から下流方向を覗いています。 この写真は管理事務所を撮ったものです。
1階はPR施設として一般に開放されています。

五十里ダム
下流側のやや離れた場所からの望遠撮影です。この季節は、なかなか美しいですね。

五十里ダム
五十里ダム
こちらは5月5日の子供の日、鯉のぼりが泳ぎクレストゲートからは放水と言うラッキーデーでした♪ ほどよい風に鯉たちも気持ち良さそうですね。


ダム概要 ダム形式 重力式コンクリートダム
河川名 男鹿川(利根川水系)
所在地 塩谷郡藤原町大字藤原字タテ原
堤サイズ 堤高:112.0m   堤頂長:261.8m   堤体積:468千m3
ダム湖 ダム湖名称:五十里湖(いかりこ)
総貯水量:55,000千m3    有効貯水量:46,000千m3
水位 設計洪水位
サーチャージ水位
常時満水位
洪水期制限水位
最低水位
EL ---.-m
EL 591.0m
EL 586.0m
EL 575.0m
EL 566.0m
用途 洪水調節/不特定用水/発電
竣工 1956年
管理主体 関東地方建設局
PR施設等 PR施設「五十里ダム資料館」があります


栃木県のダムに戻る